12345TOTAL
寺尾パワーズ2500310
高階キングズ003306
連盟春季大会は今週は決勝トーナメントに突入。ここで勝利すると、次の試合は準決勝で初雁球場となる。先輩達が成し遂げたテッペンへ、再び到達することを強く想い、改めてスタートラインに着く。
対戦相手は高階キングスさん。5年生の時の対戦は1勝1敗、お互いに冬場を練習と乗り越えての成長を存分に出せたチームに勝利がやってくるはず。

・・・朝から緊急事態が発生。5年生メンバのリュウセイが体調不良にて離脱の一報が入る。試合に向かう車の中で6年生に檄を飛ばす某コーチ。リュウセイが戻ってくるまで、負けることは許さんと。しかし、この学年は不調者がいると何故か強い。

先手はパワーズがとった。1回から切り込み隊長サトシが出塁すると点取り屋のダイスケがレフトオーバーのタイムリーを放つ、後続のアユトがタイムリーで2点先制。続く2回は2死となるが、上位打線に戻った打撃陣が繋ぐバッティングを披露してカズヤ、サトシ、ハヤト、ダイスケが塁のにぎわしたところにハルのホームランがさく裂して5得点で7-0とする。
3回、4回はキングスさんの厳しい反撃をくらってしまう。連続ヒットにエラーが絡んでランナーが溜まったところで長打浴びて、それぞれ3失点で4回終わって7-6の1点差まで詰め寄られる。
5回のパワーズはこのキングスに行ってしまった「流れ」を引き戻す。カズヤがレフトへの大飛球で出塁するとサトシが死球で続く、ここでキャプテンハヤトがセンター前に低く鋭いライナーを打ち返して2者を迎え入れる。後続にもヒットが出て3得点し10-6とリードを広げた。そして、時間の無くなった5回裏はキングスさんの攻撃を3人で切り抜けて勝利できた。
この試合、ヒットが無かったけど、リクアはキャッチャーとして後ろに逸らすことなく対応、タケマサは初回の大きな飛球を難なくキャッチ、サクトは最終回の弾丸ライナーを逃げずに処理して、3人とも勝利への貢献できていた。

試合中にエラーが出た時、みんなで助け合い、相手の攻撃を切り抜けることができた。そして、エラー絡みで失点した後は、全員が一丸となって反撃することができた。これは大きな収穫だ。
これで、今大会は4試合連続で2桁得点、冬場にバットを振りまくった成果も出てきた。打席では、練習してきたことを出せばいい。誰よりもたくさん打ってきた自覚も持って。

準決勝まで約3週間、まだまだ打撃に磨きをかけ、もっともっと丁寧な守備を行い、すごくすごく大胆に走塁できる様になって、一気にテッペン獲るぞ!!