12345TOTAL
竹間沢イーグルス020158
川越パワーズ2700×9
六年生最後の公式戦となる小江戸卒団大会。
最後の数ヶ月で球速も安定感も高めて、名実共にエースの座を勝ち取ったタイガが先発。
信頼通りのピッチングで相手を抑えた。

攻撃陣は初回先頭のマヒロがいきなりツーベースで突破口を開くと、三番コウタの放った強い打球はセカンド脇から右中間を転がり抜け先制ツーランホームランとなる。
同点とされた直後の二回はチャンスメーカーコウセイが四球をとるとそこから怒涛の6連打!シュウトの内野安打を皮切りにマサキ、マヒロの連続タイムリー。ユウセイ、コウタ、ショウキチは長打三連発。打者一巡の猛攻で一挙7点をあげた。

このまま快勝かと思われた中盤以降、粘るイーグルスに野球の怖さを思い知らされる。
打ち取った当たりを処理ミスからランナーを貯めてしまうと、次々と加点され追い上げを許してしまう。一打逆転のケースまで追い詰められたが最後のセカンド後方の飛球をコウセイがしっかりグラブにおさめゲームセット。かろうじて逃げきった。

総力戦となった戦いは、急遽慣れないライトに入ったダイスケが右中間の大飛球をランニングキャッチ。センターダイチも左中間の長打性の一撃をシングルで食い止め大量失点を防いだ。3つのポジションをこなしたシュウトはくせ者ぶりを発揮し「神の手タッチ」でガード。怪我から復活のモエノが集中マックスで四球を選ぶと、代走サトシが盗塁で猛チャージをかけた。ショウキチ、マヒロとリリーフした投手リレーは再びタイガがマウンドに戻りしっかり最後を締めた。

応援に駆けつけた下級生も含めてチーム一丸で守り抜いた一勝。シビれる一戦となった。