123456TOTAL
川越パワーズ0010203
川越スラッガーズ03101X5
川越夏季大会準決勝。対するは昨年からの好敵手スラッガーズさん。

ノリノリのパワーズ劇場全開と行きたいところだったが、スラッガーズの気合いが立ちはだかる。泥臭い当たりを連ねられ簡単にアウトが奪えない。三回表はタッチアップ狙ったマヒロが手堅い中継でホーム憤死。五回表も一点差に追い上げ、なおも満塁カウントスリーボールノーストライクとあと一歩まで詰め寄ったが、これ以上崩し切れず。厳しいピンチにリリーフし窮地をこらえたスラッガーズ二番手ピッチャー君は敵ながらあっぱれだった。

気合い負け?
いやいや全くそうじゃない。リリーフしたユウセイのピッチングもフィールディングも鬼気迫るものがあった。コウタもベンチライン際のファールフライを粘って奪い取った。マヒロは初回の守りで三塁線と三遊間の一撃を「熱盛!」級の美技二連発で救った。満塁で押し出し死球を取った瞬間のマサキの笑顔からはなんとか繋ごうという気持ちが強く感じられた。3安打3盗塁のサトシはメラメラと炎が目に見えるほどオーラが出てた。

この一カ月間、プレッシャーのかかる試合を連日こなしてきたことによる目に見えない疲れがあったね。にもかかわらず、寺小吹き抜けの反省会で誓った「一球一球を無駄にしない」という想いはしっかりチームに浸透していたよ。
更にレベルアップするには、熱い気持ちをコントロール出来る冷静さ。慎重さ大胆さの兼ね合い。プレッシャーを楽しむ余裕。うーん大人でも難しいなー。でもそれを求められるまでみんなが成長したのだ。

一旦リセットしようか。少し大会までに時間が空くから、もう一度原点に戻って自分の技術と向き合おう。
もう一度秋に輝けるように。
そしてパワーズ旋風を巻き起こそう!