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寺尾パワーズ10001
坂戸ロイヤルズ252211
激闘の準決勝を終え、熱気も冷めやまぬ30分後、決勝戦に臨みました。
決勝の相手は、昨年度当大会覇者の坂戸ロイヤルズさん。

 先制したのは、パワーズ。先頭マヒロが四球で出塁すると、続くダイスケのレフト前ヒットなどで、一死満塁のチャンス。打席には、この日5番に入ったハヤトが、叩きつける気迫のバッティングで高く弾んだ内野ゴロの間に1点を先取した。
 しかし、その後は相手好左腕の前にひれ伏すことになる。この大会、猛威を振るってきたハイパー打線が、わずか1安打に抑えられ、初回の1点のみの得点となった。
 相手打線は、毎回得点の計12安打11得点をあげ、パワーズは4回コールドを喫した。

 あと一歩及ばず準優勝となったが、この大会得るものも多かった。
 攻撃面では、先頭打者が出塁し、走塁、つなげる打線で毎試合初回に得点することができた。準決勝では、とられても取り返す試合展開を制しての粘り勝ち。打線の復調と代打陣の活躍。
 守備面では、好守が随所に見受けられようになり、また、凡ミスが減った。1塁への送球の確実性も増した。久々のマウンドを堂々とやって見せ、相手チームや連戦を踏まえた継投策ができるようになり、投手層への厚みが出た。
 これらは、幾多の試合経験を経て、選手みんなが身につけたもの。そして、悔し涙の後の練習のたまものである。手に豆を作っては破れを繰り返して臨んだ打撃練習、ノックで守備力と送球を競い合い、みんながうまくなって自信もつけた守備練習。

 対戦相手から多くのことも学んだ。抜けた!と思った打球を必死で追いかけ捕球され何度かアウトになった。一方パワーズは、あと一歩でアウトにすることができたプレーが何度かあった。このあと一歩を半歩にし、確実にアウトがとれるようになれれば、必ず流れが来る。
 打撃においても、相手の見事なバッティングが見受けられた。いいバッターがたくさんいた。現状に満足することなく、試合で結果を出せるバッティングを目指し、もっともっと豆を固くしよう!

 霧でぼやけていた行先に明かりが見えてきた。それは、同時に終着点も近づいていること。悔いのないよう、自分に厳しく、みんなで力を合わせ、最後まで戦い抜こう!
http://busyusangyo.blog.fc2.com/blog-entry-282.html  武州産業さんのHPに試合結果がアップされてます!!
(G)