12345TOTAL
上福岡イーグルス120003
寺尾パワーズ10407
この日2試合目となる鈴木杯4回戦は上福岡イーグルスさん。

先発はパワーズの頼れるキャプテンユウセイ。
初回は2本のヒットなどで1点先制される。そんな中でも、ボテボテのピッチャーゴロの間に3塁ランナーがホームへ突っ込んできたときの、ボールをつかみそのままの勢いでランナーにタッチしてアウトにしたあの気迫と冷静さを兼ね備えているのはさすがキャプテンの一言。

パワーズも1点を返し同点にするも、速いボールにもしっかりと合わせてくる相手チームに2点を取られ、苦しい展開に。

しかし、3回の攻撃で相手ピッチャーを捉えて4得点。
3塁ランナーになった時、内野ゴロでの「ゴー/ストップ」の瞬時の判断。そして打ち上げない意識。3割しかないヒットでなくてもしっかりと点を取る。こういう1点1点の積み重ねが勝利に繋がるんだね。(優勝した広島の「打撃陣の意識」よりちょっと拝借しました)
そして何より、マサキが内野ゴロで1塁へ駆け抜けた際の相手1塁手の補球ミスの隙を見て3塁からホームへ帰ってきたコウタ。ホームへボールが投げられるのを見てすかざず2塁へ走るマサキ。
「点を取るため次の塁へ!」集中力が生んだナイスプレーだ!!

4回からは、前回の上福岡イーグルス戦でナイスピッチングをしたダイスケがリリーフ。今回も2回を7人で抑え完璧なピッチング。武蔵コンドル戦で抑えとして登板したハヤトと併せて頼もしい5年生ピッチャーだ!

最終回、5回裏の攻撃はこの試合3打数2安打とノッてきたシュウトが先頭ででると、この回4安打と押せ押せのムードのなか、時間切れ。

暑い中2試合を戦い抜き、ベスト4に進出。
いよいよ来週は準決・決勝戦。
まずは目の前の1戦に全力で戦おう。試合前のウォーミングアップで身体の準備は当たり前にするけど、戦う「心の準備」はしっかりできているかな?

1回戦…決勝戦。字のごとく「戦(たたかい)」
相手との戦い。自分との戦い。
悔いのないように、精一杯戦おう!
そしてまた来週、楽しい試合評を書かせてね。(S)