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ワールドジュニアーズ00000000
寺尾パワーズ100000×1
雨が心配されるなか、約1時間遅れで始まった、鈴木杯準決勝。
相手は川越ライオンズ旗杯で優勝した、ワールドジュニアーズさん。
これまで少ない失点で勝ち上がってきている相手だけに、厳しい戦いが予想された。

パワーズ先発はマヒロ。
初回は内野ゴロ2つを含む三者凡退で幸先良いスタート。
守備でいいリズムを作ったその裏の攻撃は、マヒロがナイスバッティングの3ベースヒット!
2番のダイスケがセンター前に弾き返し、川越最強(とSコーチは確信している)1・2番で先制点!しかし後続は相手ピッチャーの投球術に2三振などを喫してしまう。

大事なリードをした直後の2回表。抜ければ長打というサード頭上のライナーをダイスケがジャンプ一番スーパーキャッチ!打たせて取るピッチングに野手陣もプレーで盛り上げる!

2回以降、お互いのピッチャーの前になかなかヒットがでず、0-1の緊張したこう着状態が続く。しかし大丈夫。こんな試合展開を想定して、自分にプレッシャーをかけた守備練習をたくさん積んできた。当たり前のゴロを当たり前に捌く。暴投を恐れずしっかりと腕を振り切る。楽しみながらも集中した練習をしてきた成果が結果となって現われる。

そんな集中力は6回にも結果を現す。2アウトランナー1塁。ショートへの深いゴロをユウセイが何とか追いつき1塁へ投げるも、「ランナーの方が早そうだ…」とベンチが思った矢先、その状況を瞬時に判断したファーストのシュウトは1塁ベースから離れ、3塁へ向かった走者に狙いを定めサードへ送球。すかさずそれにユウセイが反応し、タッチアウト。
ショートの深い位置からの難しい送球でもシュウトなら取ってくれる。悪い体勢からの送球でもユウセイなら取ってくれる。集中力と信頼関係が産んだ準決勝のキープレイ。(決勝戦の「あれ」はこれで集中力を使ってしまったからかな?)

試合はこのまま終了し、マヒロは7回被安打2の完封勝利!3塁踏ませず!
いつも練習後にKコーチとピッチングの練習をしてきた努力が実った試合となりました。

この後は、決勝戦!

最後に、悪天候の中、グラウンドを臨機応変に作ってくださいました、坂戸スターズをはじめとした関係者の皆様、本当にありがとうございました。(S)