1234567TOTAL
浦和辻イーグルス00200002
寺尾パワーズ100033×7
相手は浦和の強豪、浦和辻イーグルスさん。
試合前の練習を見ても、強豪の雰囲気が伝わってくる。

先攻の浦和辻イーグルスさんの攻撃は、スコアリングポジションにランナーを進めるも、安定感抜群のセンターサトシが2フライを捌く。

後攻の寺尾パワーズ。1番マヒロがレフトオーバーのヒットで出塁すると、強肩のキャッチャーからしっかり盗塁を決め、内野ゴロの間に3塁へ。バッテリーがわずかにボールを逸らした間に判断よくホームへ。1ヒットで1得点。
勝ち進んでいくといいピッチャーばかり。そうそう打ち崩せるものでもない。先制点に沸くベンチと母たち。

3回表、セカンド後方に上がった打球を連携不足により落球…。
これまでこういうミスから失点に繋がってしまったいやな思い出が脳裏を横切る。
続く1番バッターの強烈なゴロはセカンド横を抜け、そのまま外野を真っ二つ。
やっぱり…。
後続はレフトへの高く上がった飛球をマサキが2つ捌き、1点差を追う展開に。
試合後マサキに「バンザイしちゃうかと思ったよ」と言ったら、怒られちゃいました。

5回裏。先頭の、色々な意味で持ってる男、シュウトがクリーンヒット!盗塁、内野ゴロ、そしてバッテリー間の乱れでホームへ。その後、ランナーを溜め、キャプテンユウセイの執念のバッティングはライト手前へ落ちる2点タイムリー!

6回の攻撃では、小さな大打者マヒロが右中間を真っ二つに破るタイムリーでダメ押し。大分から来ていた伯父さんの前で、ナイスピッチとバッティングを披露できたね。

試合後の反省会。
よかったことは、しっかりと守備で粘れたこと。最少失点差で食らいついて行けたことが、最後勝ち越しに繋がったね。
でも3回表のセカンド横の打球に対して、どんな気持ちでプレーをしたんだろう。
この試合に勝てば、日本シリーズ進出。そんな大事な試合で、憧れの選手は自分と同じようなプレーをしただろうか。ベンチに帰ってきて同じような言い訳をしただろうか。

さぁ、来週は決勝戦。ここまで来たら本当の『全力』で挑むだけ。(S)