1234567TOTAL
霞ファイヤーズ00000000
寺尾パワーズ000030×3
 決勝戦の相手は、霞ファイヤーズさん。素晴らしい選手が集うチームで、2週間前に練習試合をした際にも苦戦を強いられ、気合い十分で向かってくる強敵に、個人的には一番対戦したくないと思っていました。(なので、最後の決戦とか書いてました)
 秘策のじゃんけんで後攻めを取ったパワーズの先発は、準決勝でも先発したマヒロ。3番の強打者にレフト前安打を許すものの、守備の人マサキが安定したグラブさばきでアウトをもぎ取る。決勝戦にふさわしく引き締まった試合展開となり、試合が動いたのは、5回裏パワーズの攻撃。ダイチ、ハヤト、サトシの3つの内野安打で満塁とすると、マヒロ、ユウセイのタイムリーで3点を奪取した。最終回には守護神ユウセイが登板し、先頭打者にこそ安打を許すものの、最後はベンチの興奮をよそに、冷静沈着にウイニングを決めた。
 今大会を通じて感じたことは、個人個人がその役割をしっかりと果たし、全体として歯車がかみ合い、チームが機能するということです。パワーズには頭抜けたスーパー選手はいません。守備で貢献できた人、大会序盤で好守にわたり絶好調だった人、4試合目で攻撃の起爆剤となるヒットを打つことができた人、剛速球はないけれど安定したピッチングをすることができた人、主砲の重圧にやっと応えることができた人、ピンチで抑えて当たり前に思われてた人、ベンチから気合いと声援を送り続けた人…
 主将ユウセイ、副主将6年5名体制でやってきた今期生は、今日の大会をもって終了です。春季大会の優勝から始まったものの、その後はあと一歩のところで苦戦を強いられ、勝てなかった夏を乗り越え、計4つの優勝を手にし、ここに幕を閉じました。これからそれぞれの道に進みますが、パワーズで学んだこと、友との思い出、指導者・父母等への感謝を忘れずに、新たな活躍に期待します。 
  (G)
 

今度こそ最後の決戦、よろしくお願いします

卒団大会全18イニング連続無失点の集大成、マヒロ

苦しいときも楽しいときも、いつも人気者だったマサキ

親子で共に歩んで確かな手ごたえをつかんだダイチ

永い眠りから覚めた破壊王、コウタ

優しい心と笑顔、そして地道な努力で支えたシュウト

隠れた努力と強いリーダーシップで引っ張った超小学生級キャプテン、ユウセイ

最後はやっぱり「やったよ、母さん!」