123456TOTAL
高階キングス3001004
寺尾パワーズ111015
新6年チームの春季大会が始まった。チームみんなで決めた目標は優勝、そして上部大会への進出‼️

初戦は高階キングスさん。試合はいきなり3失点と劣勢に立たされる。ここでなんとか流れを変えたいパワーズ、ピッチャーりくに変わりコースを攻める落ち着いたピッチングで後続をきっちり抑えた。1,2,3回は足を使って相手の守備のミスを見逃さず、1点ずつ加えて3回には同点に追いつく。

ところが再び4回に勝ち越しを許し1点ビハインドで迎えた5回表はピッチャーの疲れと守備のミスによりノーアウト満塁のピンチとなってしまう。ここで再びマウンドに上がったユウキ。1人目を3振とすると2人目もピッチャーゴロでユウキ-キャッチャートモキ-ファーストユウマのダブルプレイでピンチを見事無失点で切り抜ける。時間的に最終回となった5回裏パワーズの攻撃。1アウトからユウキが四球で2盗塁を成功させ3塁へ。この後2アウトとなってしまう。ここで本日試合前の練習からスイッチの入ったハルトに打席が回ってくる。2球目の低めの球を見事、レフト前へタイムリーヒットで土壇場で再び同点に追いつく。

試合は大会規定により4-4で無死満塁のタイブレークへ突入となった。表のパワーズの守備は腕をしっかり振ったユウキのピッチングとトモキの好配給で2つの奪三振と内野ゴロで見事、無失点で切り抜ける。その裏パワーズの攻撃は先頭への投球がそれサヨナラワイルドピッチで試合終了となりパワーズが勝利を収めた。

初回こそ連続安打で劣勢に立たされたが逆にそれがチームの結束に繋がった。劣勢でも声がけが止まらないパワーズは守備から攻撃のリズムをつくった。ピンチの場面でのタイムも自分たちでとり、取られてもすぐ取り返す意識が土壇場での同点にも繋がった。新チーム初戦からチームとしてピンチでも声を繋いで劣勢の試合をひっくり返したことは価値ある勝利、自信にしてほしい。

試合後のミーティングでは今まで意見が出なかった選手からも意見がでるようになった。また失敗を試合中に切り替えることができたことがよかったと褒める意見がでた。

勝敗は常に紙一重。強いチームが勝つのではない。最後まで諦めずに挑戦し、試合の流れを掴み取ったチームが勝つのだ。うまく出来なかったプレーは次同じ場面ではできるように練習しよう。そして自信を持ってグランドに立てる準備をしよう。

最後に新6年のために応援に駆けつけてくれたアユト、リュウノスケ、ありがとう。