12345678TOTAL
寺尾パワーズ000100157
初雁フェローズ000000202
連盟市長杯決勝戦。相手は池山杯と同じく決勝で戦った初雁フェローズ。試合開始前から両チームの頂点への熱い思いがぶつかり合う。
先攻パワーズでゲームスタート。1回表のパワーズの攻撃は、相手ピッチャーの絶妙なコントロールで三者凡退。その裏のフェローズもトモキの打たせて取るピッチングで三者凡退。3回終わりまで両チーム得点圏にランナーを進めるもあと一本が出ず無得点。そんな状況から4回表でリクが右中間を破る3ベースヒットを放つと捕手後逸で貴重な1点を先制した。その後、5回、6回と両チーム得点できず、試合は激しい投手戦となった。どちらも譲らず均衡状態の試合は7回に大きく動く。7回表のパワーズの攻撃は、2アウトからコウダイがフォアボールで塁に出るとその後盗塁や捕手後逸などで本塁まで生還し最終回に大きな1点を奪い2-0とした。その裏の7回裏のフェローズ、先頭打者にセンターへ抜ける2ベースヒットを打たれると、続く打者の送りバントでランナーは3塁へ進塁。2アウトまで追い込んだが、9番打者のライトへの強い当たりでバウンドを合わせられず後逸、3塁ランナー帰り、中継が乱れている間に打ったランナーもホームランとなり土壇場で2-2の同点。試合はそのままタイブレークへ突入した。
タイブレークのノーアウト満塁からパワーズの攻撃。ソウマ、ユウキ、リクの連続ヒットでまず3点、なおも満塁の場面でハルトがデッドボールで押し出し、さらにユウマのセンターへの犠牲フライによりこの回5点をもぎ取った。
その裏のフェローズの攻撃は、ピッチャートモキの踏ん張りと鉄壁な守備によって無得点に抑えてゲームセット。見事頂点を掴み選手たちは歓喜に沸いた。