1234567TOTAL
初雁フェローズ003000912
寺尾パワーズ10002025
1回戦をコールド勝ちで飾り勢いのあるパワーズの2回戦の相手は強敵初雁フェローズさんです。

パワーズの後攻でプレイボール。
先発のカイトは上位打線を三振とピッチャーゴロで三者凡退の最高の立ち上がり。
対してパワーズはワンアウトからケイタが見事なセンター前ヒットを放ち、
2盗後にシュラが進塁打でカイトがタイムリーのレフト前ヒットで1点先取した。
選手たちの勝ちたい気持ちがプレイにも伝わってくる幸先の出だしだ。

2回表にはレフトとセンターにヒットを打たれるも、トアとアオイがしっかり打球をキャッチし、
長打を許さない。ワンアウト2、3塁のピンチを迎えるも、三振とキャッチャーフライで
カイトが見事に抑えた。
裏のパワーズの攻撃ではアオイ、ユウタが打ち返すもヒットにならず、さすがに守備は固い。

3回表は9番バッターがレフト前ヒットで出塁後、進塁打でワンアウト3塁となった。
ここで2番バッターにレフト前のタイムリーを打たれ同点に追いつかれ、2アウトとなったところで
外角の高めを見事な流し打ちで打った打球はライトオーバーのホームランとなり、逆転を許してしまう。
しかし、その後は難しいショートへのバウンドをユウタが見事に捌き、スリーアウトとした。
その裏はエラーや四球で2、3塁まで進むものの得点できず。

4回表にはワンアウト3塁からレフトフライでタッチアップで1点を取りに来たところを、
トアの気迫溢れる返球がケイタのミットにストライクで届き、ダブルプレイ!
チームを救ったナイスプレイだ。
裏の攻撃ではアオイがサードに強い打球を打つも固い守備に阻まれアウト。
ユウマが四球で出塁し、2アウト2塁でユウタがライナー性の打球を放つもショートがナイスキャッチ。
お互いのチームが気持ちの込もったプレイを出し、得点が入らない

5回表、先頭打者にレフト前ヒットを許すもケイタが2盗を刺し、進塁を許さない。
その後もサードゴロ、ショートゴロをレント、ユウタがしっかりと捌き、追加点を許さず。
その裏にドラマが待っていた。

ツーアウトながらライト前ヒットで出塁したカイトの次は長打力のあるケンシン。
期待の掛かった一振りで打ち返した大飛球はセンターを超える三塁打となり、
相手の連携ミスの間にホームに飛び込み同点をもぎ取った。

最終回はユウタがリリーフに上がり0点で抑えるも、パワーズも得点できずタイブレークとなった。

緊張のタイブレークの表、フェローズの先頭打者にレフトオーバーの3塁打を打たれ、3点を献上。
続くバッターにも2塁打、ヒットと打たれ苦しい状態が続く。
再び満塁となったなったところで、パスボールで飛び出した1塁ランナーを刺した。
続いてのバッターを三振に打ち取り、もうワンアウトというところで連続でヒットを打たれ、
9点を失ってしまう。
それでも最後まであきらめないパワーズの攻撃、ユウタがセンターフライの後、
ケイタがセンター前にタイムリーを放って1点、シュラがセカンドゴロの間にもう1点を追加したが、
続くカイトはサードゴロでゲームセット

緊張感の連続で得点が難しい中、同点に追いつく勝負強さを見せたパワーズ。
それでも最後の最後で勝ちは掴めなかった。
公式戦で勝ち上がるのは簡単なことじゃない。
でも、個人の力もチーム力も確実に成長していることを実感できた試合だった。
今日の悔しい思いは明日の練習への原動力になる。

次こそはみんなで勝ちをもぎ取ろう。

初雁フェローズの皆さん、対戦ありがとうございました。
練習試合でも公式戦でも勉強させて頂くことは沢山ありました。
次こそは勝てるよう練習に励んで挑ませてもらいます。