123456TOTAL
寺尾パワーズ0012003
ウィナーズ少年野球倶楽部000104
ランバー旗の第3回戦は、志木の強豪 ウィナーズ少年野球倶楽部さんです。
今日の試合になんとか勝って、決勝トーナメントに進みたい。

先行はパワーズ。
先頭打者ソウマは、ストライク2球を見逃し。相手ピッチャーの制球はなかなか良く、いきなり追い込まれた。だが、3球目に甘く入った球を振り抜いた打球は、レフトを超え、三塁打。ベンチも急速にヒートアップ。
ところが、その後、打線は続かず、初回は無得点で終了。

1回の裏、パワーズの先発は、いつも安定したピッチングのリク。先頭打者を3-2で追い込んだ8球目をセンター前に転がされ、さらに2番バッターの進塁打で、1アウト2塁、ここでキャッチャートモキが魅せる。初球に大きくリードをとった二塁ランナーを見逃さず、捕球とともにセカンドへ送球した球は、ランナーをとらえタッチアウト。その後四球を2つ出すが、この回、両者無得点。

2回も両者無得点のまま、試合が動いたのは3回の表、パワーズの攻撃。先頭ソウマが四球を選ぶと、ユウキ、リクでソウマを三塁まで進塁させると、ここで4番トモキの打順。そろそろ点数がほしいこの場面で、トモキはレフト前にタイムリーヒット、1点先制して期待に応えた。が、二塁を果敢に攻めたが相手の好返球で、この回は1点止まり。

流れを掴んだパワーズは4回でさらに勢い付く。1アウトで迎えた6番ハルトがこれまたライトへ運んだ打球は、3ベースヒット。続くハルもサードのエラーを誘い1点を追加。さらにコウダイがレフト前に転がしランナー1、2塁の場面で、最近好調のショウタロウ。1球を見逃した2球目は、ライトゴロ、この間に二塁ランナーは生還し貴重な追加点を獲得、なおも1、2塁となるが、パワーズの勢いはここまで。

4回裏に1点献上し3対1でパワーズがリードで迎えた6回裏、時間的にこれが最終回、ここを抑えれば決勝トーナメントへの進出権が得られる。相手は2番からと好打順からのスタート。ここが今日一番の集中ポイントとなる。先頭に四球を許すと相手3番がセンターへのタイムリーヒット。若干嫌な空気が漂うが、4番を三振に抑え1アウト。ここで流れが変わるかと思いきや、続く5番打者に左中間に持っていかれ同点に追いつかれた。なおもランナー2塁。流れは完全に相手のペース。その嫌な空有は的中、次打者にレフトへ持っていかれ、その間に2塁走者が帰還、ここで逆転され試合は終了。

最終回裏の攻撃に入るウィナーズさんは、勢いがあった。最後まで諦めず、大きな声で、全員でチームを盛り上げていた。絶対勝つという強い意志がそこにはあった。それがこの結果につながっていると思う。
一方、パワーズは、どこかで油断があったのではないだろうか。
1点で最終回まで抑えてきたことで、気が緩んでなかっただろうか。
今回の試合は全体的に内容は良かったと思うが、最後の爪が甘かった結果となってしまった。
今回何が行けなかったのか、よく考え、この教訓を生かし、来週から始まる西部地区秋季選抜に生かしていこう。

今回、グランドを提供していただいたウィナーズ少年野球倶楽部さん、ありがとうございました。ぜひ、優勝目指して頑張ってください。